どうも。温泉旅館いこい荘ブログ管理人ミツです。
タイトルにある通り東日本大震災から10年が経ちました。
僕もあの日、仙台にいて被災をした一人です。
ただ仙台市内いた為に大きな怪我などはありませんでした。
当時はTVでしか見る事がなかった避難所にも行っていました。
そこで思ったのが『当たり前にある日常が素晴らしい』という事でした。
震災発生時にはブラックアウトになり何もかもが不自由な生活になりました。
水、電気、ガス全てが止まりました。
そして、あの日はまだは寒い3月。
外に出れば街灯、信号は消え辺りは真っ暗で道路には亀裂が入って断層ができていました。
車のガソリンを求めて彷徨う人たち。
食料も少なくなっていたので避難所で三日程生活しました。
一人当たりに提供してもらえる食事もバナナなど限られていたものでお腹が完全に満たされる事はありませんでした。
車のガソリンも無くなりアパートから30分ほど徒歩で街中まで行く事もありました。
理由はす○家が牛丼を無料で配布していると聞いたからです。
久しぶりに食べた温かいご飯に感動しました。
本当に感謝しかありませんでした。
沢山の死者、行方不明者が出た中でこうして今も普通に生活できている事に感謝したいと思います。
これからも当たり前の日常とは思わずに一日一日を大事にして生活していきたいと思います。